【書評】日本的組織が弱点となる時
戸部 良一(著)「失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)」は,旧日本軍にあらわされる日本的集団組織の弱点を鋭く分析しています。
精神論で物事を成し遂げようとする。組織の上下関係などで遠慮がありすぎて正論を言う勇気がなくなってしまう。情緒に流れて意志決定がなされる。こうしたことが頻繁に起こると事業や仕事は立ち行かなくなってしまいます。
日本的組織の良いところも認めつつ,こういう失敗には陥らないようにしたいものです。自分の組織(たとえ外資系であっても日本人が働いているなら該当します!)が,この本に書かれているような兆候を示したらご用心。事前に一読をお勧めします。北京五輪を前に,あえてサッカーだけと言うつもりは毛頭なく,全ての日本人団体競技のチームに捧げます。
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