養殖ウナギ収容量
土用の丑の日も過ぎましたが,中国産ウナギの売れ行きはぱっとしなかったようです。
中国ウナギ青息吐息、日本向け輸出6割減
こういう記事を見ると誠実な業者もおり,風評だけで中国産ウナギが敬遠されてしまうのも考えものです。この記事のなかでは以下に注目です。
>福清市のウナギ養殖場「秀生」の張秀国・場長は、こう嘆いた。1万平方メートルの養殖池で年平均200トンを生産してきたが、今年、生産量は半分に落ちた。
つまり100m X 100mの養殖池で年間200トンを生産するということで,養殖密度を日本の養殖と比べてみたいと思います。密度が高くなりすぎると,病気や水の細菌汚染がひどくなり抗菌剤が必要になるのではと思ったからです。
その前に有用な情報サイトをいくつか紹介します。
【Fish Information Services-NET:輸入通関統計】
http://www.seaworld.co.jp/jp/pro/pro1/pro1-4/kawase.html
※肝心のウナギに関してはありませんが,生鮮や冷凍のマグロなどいろいろ検索できます。検索によると,生鮮クロマグロは韓国から,冷凍クロマグロはスペインやメキシコからが多いそうです。
【<うなぎ>日本養殖新聞・blog】
http://unaginews.blog.so-net.ne.jp/
※「日本養殖新聞」のウナギ養殖専用のブログがここです。また,ブログの元となっている「日本養殖新聞」のHP http://www.seaworld.co.jp/~nys/ は業界団体のHPで,いろいろな日本の業者へのリンクもここから辿れます。
【静岡県水産技術研究所浜名湖分場HP:うなぎあれこれ】
http://www11.ocn.ne.jp/~hamanako/unagi/arekore.htm
※このHPで,うなぎは幼魚のうちはすべてオスで,水質・土壌・餌・生息密度などの環境によって性転換してメスになることを初めて知りました。そして,自然の良い環境だとウナギはメスになることが多く,悪い環境だとウナギはオスばかりになるのだそうです。つまり,当然養殖では環境が悪くオスばかりになるので受精することができず,海で天然で生まれたシラスウナギが必要になるとのことです。これでは,本当の意味での完全養殖にはなりませんね。あと,養殖でも天然でも成魚は淡水で生育しますが,ある一定の割合のウナギは川に登ったことがなく一生の間海で暮らすそうです。どちらでも生育できるというのは普通の魚とは大違いです。
【養殖ウナギの細菌や臭みを除く生育方法の特許】
http://www.j-tokkyo.com/2003/A01K/JP2003-189753.shtml
※当然,日本の特許ですが中国で特許料を払っているとは思えません。何のための特許だろう。
【浜名湖うなぎコジマヤHP:うなぎ百科】http://www.e-kojimaya.co.jp/unagi100/
※中国産のウナギは日本産と種類が違い,寒冷地を好むヨーロッパ種のものらしいです。日本うなぎと比べると頭・目が大きく,体長は短くて太くてずんぐりむっくりで可愛い。 骨は三角で体がよく曲がるために水面をへびのように頭をもたげて泳ぐこともできるそうです。味は,日本うなぎと比べると油が強くて柔らかい。生育方法で変わった訳じゃないようです。(少し安心です。)
さて,本題の養殖密度に関してです。
ようやく見つけた日本のうなぎ養殖の方法が記述されているページです。
【うなぎ養殖】
http://www.nn.iij4u.or.jp/~ookatou/net602/y560.htm
>収容量は養魚方式によって異なる。止水池では0.6〜3.0kg/m2、流水池では注水量によって異なるが10〜50kg/m2、1日1回池水が入れ替わる程度の注水を行っている、半流水池では3〜6kg/m2が一般的である。ウナギの成長に伴って、分養や間引きを行って上記の収容密度を保つようにする。
まあ,流水池方法だったと仮定すると,上の記事の 200t/10000m2 = 200000kg/10000m2 = 20kg/m2は流水池の平均的収容量なので問題ないです。一方,止水池だったと仮定すると,2kg/m2 = 20t/10000m2 しか収容できないものをその10倍収容していることになります。この中国の業者がどちらの方式の池を採用しているかは推測できかねますが,もし基準の10倍の収容量を確保するために高密度養殖を行い,代償としてなんらかの抗菌剤を使っているとしたら残念というしかありません。
中国ウナギ青息吐息、日本向け輸出6割減
こういう記事を見ると誠実な業者もおり,風評だけで中国産ウナギが敬遠されてしまうのも考えものです。この記事のなかでは以下に注目です。
>福清市のウナギ養殖場「秀生」の張秀国・場長は、こう嘆いた。1万平方メートルの養殖池で年平均200トンを生産してきたが、今年、生産量は半分に落ちた。
つまり100m X 100mの養殖池で年間200トンを生産するということで,養殖密度を日本の養殖と比べてみたいと思います。密度が高くなりすぎると,病気や水の細菌汚染がひどくなり抗菌剤が必要になるのではと思ったからです。
その前に有用な情報サイトをいくつか紹介します。
【Fish Information Services-NET:輸入通関統計】
http://www.seaworld.co.jp/jp/pro/pro1/pro1-4/kawase.html
※肝心のウナギに関してはありませんが,生鮮や冷凍のマグロなどいろいろ検索できます。検索によると,生鮮クロマグロは韓国から,冷凍クロマグロはスペインやメキシコからが多いそうです。
【<うなぎ>日本養殖新聞・blog】
http://unaginews.blog.so-net.ne.jp/
※「日本養殖新聞」のウナギ養殖専用のブログがここです。また,ブログの元となっている「日本養殖新聞」のHP http://www.seaworld.co.jp/~nys/ は業界団体のHPで,いろいろな日本の業者へのリンクもここから辿れます。
【静岡県水産技術研究所浜名湖分場HP:うなぎあれこれ】
http://www11.ocn.ne.jp/~hamanako/unagi/arekore.htm
※このHPで,うなぎは幼魚のうちはすべてオスで,水質・土壌・餌・生息密度などの環境によって性転換してメスになることを初めて知りました。そして,自然の良い環境だとウナギはメスになることが多く,悪い環境だとウナギはオスばかりになるのだそうです。つまり,当然養殖では環境が悪くオスばかりになるので受精することができず,海で天然で生まれたシラスウナギが必要になるとのことです。これでは,本当の意味での完全養殖にはなりませんね。あと,養殖でも天然でも成魚は淡水で生育しますが,ある一定の割合のウナギは川に登ったことがなく一生の間海で暮らすそうです。どちらでも生育できるというのは普通の魚とは大違いです。
【養殖ウナギの細菌や臭みを除く生育方法の特許】
http://www.j-tokkyo.com/2003/A01K/JP2003-189753.shtml
※当然,日本の特許ですが中国で特許料を払っているとは思えません。何のための特許だろう。
【浜名湖うなぎコジマヤHP:うなぎ百科】http://www.e-kojimaya.co.jp/unagi100/
※中国産のウナギは日本産と種類が違い,寒冷地を好むヨーロッパ種のものらしいです。日本うなぎと比べると頭・目が大きく,体長は短くて太くてずんぐりむっくりで可愛い。 骨は三角で体がよく曲がるために水面をへびのように頭をもたげて泳ぐこともできるそうです。味は,日本うなぎと比べると油が強くて柔らかい。生育方法で変わった訳じゃないようです。(少し安心です。)
さて,本題の養殖密度に関してです。
ようやく見つけた日本のうなぎ養殖の方法が記述されているページです。
【うなぎ養殖】
http://www.nn.iij4u.or.jp/~ookatou/net602/y560.htm
>収容量は養魚方式によって異なる。止水池では0.6〜3.0kg/m2、流水池では注水量によって異なるが10〜50kg/m2、1日1回池水が入れ替わる程度の注水を行っている、半流水池では3〜6kg/m2が一般的である。ウナギの成長に伴って、分養や間引きを行って上記の収容密度を保つようにする。
まあ,流水池方法だったと仮定すると,上の記事の 200t/10000m2 = 200000kg/10000m2 = 20kg/m2は流水池の平均的収容量なので問題ないです。一方,止水池だったと仮定すると,2kg/m2 = 20t/10000m2 しか収容できないものをその10倍収容していることになります。この中国の業者がどちらの方式の池を採用しているかは推測できかねますが,もし基準の10倍の収容量を確保するために高密度養殖を行い,代償としてなんらかの抗菌剤を使っているとしたら残念というしかありません。
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