EURO SELLERの悠遊通信

悠遊通信の意味は,ネットの力を最大限に活用して快適に過ごそうという意味です。本家とは別のEURO SELLERの総合ブログです。

日本のFWにも欲しいビジャの資質

22日のバーレーン戦は無残ななんちゃって勝利だった。そもそもFWの誰かが得点してすっきり勝っていたら,ネット上でも新聞でもこれほどたたかれることはなかっただろう。(現在の監督の資質にはそれでも疑問を感じるけど…)

スペインのFWダビド・ビジャについての面白い記事が載ったので,日本のFWと比較してみたい。(http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/euro/08/text/200806230005-spnavi.html)

■ ゴールを入れることに対する執念や一途さ
>引用
ロシア戦、ハットトリックを達成した男は試合が終わると、ボールを抱えて立ち去ろうとする審判の元に駆け寄っている。「記念にボールが欲しい」。彼はそう伝えたが、スペイン語が通じず、慣れない英語を使うも、やはりうまくコミュニケーションが取れず。「規定上、渡すことはできない」の一点張りで、しょげ返っていた。そんな姿を見たチームメートで、プレミアリーグでプレーしているため英語が堪能なシャビ・アロンソとレイナが事情を説明して取りなした。ビジャはボールを彼らから手渡され、無邪気な笑顔を浮かべたのだった。

※日本人FWにはここまでのゴールに対する執念や一途さを感じられない。プロとして活躍していてもこんな気持ちを忘れないFWがスペインには居る。うらやましいことだ。

■ 幼少時の育ち方・サッカーとの接点
>引用
「試合の勝ち負けより、ゴールすることが楽しかった」とわんぱく坊主の面影を残すビジャは語る。「近所の友達とのストリートサッカーはゴール争奪戦! ファウルもゴールキックもスローインもなくて、ノンストップでどちらが多くゴールを入れるか争うんだ。おれはゴール前で引っ張られたり蹴られたりしたけど、絶対に倒れずシュートまでいった。だって、審判なんていないから、誰もPKを与えてくれないから(笑)。休み時間はチャイムが鳴ってもボールを蹴り、放課後はくたくたになるまで。サッカー漬けの毎日だったよ」

※玉田よ。いくら倒れるのがうまくなっても,優れたFWとは誰も言ってくれないよ。Jリーグでもたまには「絶対倒れずにシュート」にいって欲しい。

■ あきらめない精神
>引用
実は(当時)1部に在籍していた名門クラブ、オビエドからオファーを受けたこともあったが、最終的に入団は認められず。理由ははっきりとしていた。
「背が小さすぎる。将来性があるとは思えない」結果的に、少年は17歳になるまでUPラングレオという無名クラブで、約10年間を過ごしている。


※境遇としては,若いころの俊輔に似ているかな。日本でのし上がったFWって誰かいるかな。スペイン2部の福田健二がもっと爆発していればまさにこのタイプかな。

■ MFに頼らない環境で伸びる
>引用
スペインの2部は、地味で技術レベルは落ちるが、精神的にも肉体的にも、1部に匹敵するほどタフだ。そこでもまれながら結果を残したルーキーは自信を持てる。本人いわく、「2部では1部のクラブほどサポートがないし、チャンス自体が少ない。個人的には2部でやっていたときの方がゴールを奪う労力は大きかった気がする」と語るほど。実は現在のスペイン代表FW、フェルナンド・トーレス、グイサはいずれも2部でのゴール量産で、その才能を覚醒(かくせい)させている。

※へたくそなMFと一緒にプレーして得点王になればやっぱりすごい。佐藤寿人にはJ2でもいいから(なれるもんなら)得点王になって欲しい。浦和の日本代表FWで今戦列を外れている某選手のように,球出しが悪いなどとは口が裂けても言わないで欲しい。

■ 釜本やデルピエロにも似た得意形がある
>引用
今や“ビジャ・ゴール”と名付けても大げさではない得点の形は、2部で確立した。左サイドから中央へ対角線上にドリブルで割って入り、右インステップで強烈にたたくか、もしくは右足インフロントでファーに巻いて打つ。
彼はそれを武器に、1部リーグのサラゴサに移籍して2シーズン、さらに強豪バレンシアでは3シーズンで、コンスタントに15得点以上を記録している。

※自分の得意形があった日本人FWは釜本を除くと本当に少ないのではないか。FWはオールラウンダーを育てるポジションじゃない!これからは,得意形を持つFWを選抜して欲しい。(今の監督の下ではだめだろうが)

あと2試合,彼のようなFWがいる国がEURO2008で優勝することを願っています。

コメント

まあ、ビジャも結構ダイブしますけどね・・・

自分の得意形があった日本人FWというと武田のゴッツアンゴールを思い出してしまう。それでも良いという事が最近ようやくわかってきたかも。

最初のPKを外したところから、若干焦りが見えて点が取れなかったという事実は割り引いてあげても良いかと思いますが、再三ゴール前につめていたFWの連中が、まるでアリバイ工作のように「自分の居場所」にこだわっていて、ボールの事なんか後回しみたいに思えてしまったのは、何かの間違いなのでしょうか。

あろーんそさん,
>まあ、ビジャも結構ダイブしますけどね・・・
審判が取ってくれるようになったら利用するのはありなんですが,取ってくれない国際審判の場合もあるわけで,Jではできるだけシミュレーションのほうを多めに取って欲しいです。

通行人さん,
>再三ゴール前につめていたFWの連中が、まるでアリバイ工作のように…
それこそボールが来ないからシュートできないんだみたいな感じです。点が入らないときは自分の責任なので,そのためには一人での打開も当然みたいな気持ちになれればいいのですが…

確かに、ビジャも結構ダイブします(笑)

ビジャはスペースの使い方が抜群に上手いなどの特徴もありますが、本当の凄さは、本能むき出しのように動き回って、仕掛けて、ガンガン行くにもかかわらず、シュートの瞬間だけはものすごく冷静になれるところではないかと思っています
(ダイブするのは冷静になる前のまだ本能むき出しの時?)

本題の日本のFWについてですが、人材不足の理由は、育成方法にあるのではないかと思っています
ユースなどの例外はありますが、学校のクラブでは年齢毎のカテゴリでばかり戦っています
そうなると、そこでは成長の早い子供が圧倒的に強い。特に前線では身体能力は圧倒的な武器になります
そこで相手に勝てなくなった選手は他のポジションに下がったりして身体能力だけに頼らないプレーを覚えていくのだと思いますが、FWはその身体能力競争(成長の早さ競争)に勝った選手が残っていくので結局は、勢い任せだけでも十分活躍できる選手だけが残っていきます
その結果FWの人材不足という形になっているのではないでしょうか
そういう成長の早い子供はもっとどんどん上のカテゴリに入れてプレーさせた方が良いのでは無いでしょうか
高原(某選手)なんかは小学校や中学校の時は一人だけサイズが明らかに違いましたからね

長々と失礼しました

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つの為替・投資戦略を中心にしたブログはこちらです。



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