EURO SELLERの悠遊通信

悠遊通信の意味は,ネットの力を最大限に活用して快適に過ごそうという意味です。本家とは別のEURO SELLERの総合ブログです。

「吉兆」グループの調査 - その2

「吉兆」グループ調査の第2弾です。

有名な近現代・系図ワールドのHPに,「吉兆」グループの創業者湯木貞一の家系図がありましたので載せておきます。


このような家系図において,「船場吉兆」だけ廃業して三女の前湯木佐知子社長の家族はどうやって生計を立てていくのかとか,前述の不動産会社ユキカンパニー船場は(おそらくペーパーカンパニーでしょうが)どうなるのかなどの素朴な疑問はありますが,それは湯木家とそのグループ内部の話で外部の人間が詮索してもしょうがないことです。

今回は,「吉兆」各グループからのお知らせにある「吉兆 食のコンプライアンス委員会」について考察します。

■ この委員会の構成委員は公開されているのか
http://www.project-k.org/soshiki.htm
には一応組織図があるようですが,不明確な点は,
1.各グループの役員名と社員名
2.大阪食品衛生協会常務理事と「吉兆」グループの利害関係(略歴ぐらいは必要)
3.委員会の開催頻度・品質報告のタイミング
4.問題発生時の責任の所在は担当部署かそれともグループ委員の役員なのか
5.グループ委員がコンプライアンス側にいて手心が加えられないかどうか


■ この委員会の元でどうやって行動規範が守られるのか
http://www.project-k.org/hinshitsu.pdf
ここにあるマニュアルはとりあえず作っただけですね。全く厳格でも定量的でもありませんからISO9000なんか通りません。ざっとあげるだけでも,
−「各社独自の方法・ツールで必ず記録を残す。」
※これでは自由度がありすぎでコンプライアンスの意味が無くなります。

−「法令を遵守した表示」
※食品ごとにどの法令に準拠しているかどうか明示すべきです。

−「発注の際には、極力発注書等を発行し」
※発注書もないとすると過剰納品・過少納品の問題は無いのですか。

−「できる限り、産地証明や成分表示」
※老舗の取引業者には無印の便宜を図ると読めてしまいます。

−「仕入先にて品質表示シールやラベルを貼付する際には、仕入先との十分な協議をし、できる限り契約書を交わすことに努める。」
※これで途中から品質が変わったらトラックできますか。
※最も重要なことは,行動規範に反したときの罰則が無いですね。


あまりにも突っ込みどころが多すぎて,これ以上書くといじめに見られても困るのでこれ以上は書きません。やっぱり,「吉兆」などには行きたくありませんね。それぐらい,信頼は失墜しているのです。

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つの為替・投資戦略を中心にしたブログはこちらです。



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